柳川市立矢ヶ部小学校
UPIC設置状況
黒板は広く板書ゾーンとして使いたいので、UPICは黒板ではなく教室に置いてあるホワイトボードに貼り付け、ほぼ常設している。クラスに"電子黒板係"がいるので、使うときには準備を任せている。
5分の休み時間で設置可能。
6年制 社会、算数
- 社会の歴史の授業で、「江戸時代の文化について調べる」という単元で使用。教科書に載っている歌舞伎の絵をスキャンして大きく投影し、3分間考えさせる。子ども達が気づいたことを前に出てきて発表。UPICで画面に直接マルを書き込みながら発表していく。今日のめあてを黒板で確認し、さらに歌舞伎役者や客席の様子などの絵についても同様に発表。江戸時代の人たちにとって歌舞伎がどのようなものであったか考えを整理・発表させ、黒板に板書してまとめていく。
歌舞伎や浄瑠璃の動画や浮世絵を多く鑑賞させ、理解を深めていく。 - 算数では「不思議なひき算」の単元でデジタル教科書を使い、問題文を全員でよく読んで確認。計算のきまりを見つけるためにノートで実際に計算させ、見つけたきまりを黒板で発表。デジタル教科書で解説。
UPICをホワイトボードに貼り付け常設している
黒板は板書をしたり資料を貼るために広く空けておく
画面に直接書き込みながら発表
授業でUPICを使用する際のポイント
その1 : 電子黒板を掲示装置として、様々な資料を投影する
動画を流して見せると具体的で分かりやすく、理解が深まる
動画を流して見せると具体的で分かりやすく、理解が深まる
浮世絵などの資料をどんどん掲示。デジタルなら準備が簡単
その2 : 「書き込みたい」と子ども達が発表したがり、自然と授業内容に集中
表示された浮世絵に、直接デジタルペンで書き込み
気づいた箇所を「ここです」とマルで囲んで発表できる
書き込んで発表したくて、次々に子ども達の手があがる
その3 : デジタルペンの追随性が良いので違和感なく書き込み、操作
説明に合わせて注目させたい箇所をデジタルペンでマーク
精度がよく位置ずれしないので違和感なく自然に書き込み
デジタル教科書のページ操作もその場でスムーズにできる
その4 : 知識の定着には黒板やノートなども欠かせない
各自のノートで計算をしながら計算の法則を見つけていく
教室内をくまなく回って子ども達の様子を見て指導する
見つけた計算のきまりを黒板に書いて発表
先生のコメント
毎日1時間は授業のどこかでUPICを使用しているが、子ども達に注目させたり、書き込んで発表させたり、追随性が良いので細かい文字も書けて違和感なく使えている。
教室にあるホワイトボードにも貼ることができるので、黒板は今までどおり板書ゾーンとして残しておける。
掲示装置としては、図工の作品や家庭科で運針の様子をデジカメで撮影して見せることも。
パワーポイントで作成した教材もリズムよく見せられるので集中力が途切れない。
学校には大型プリンタが無いため、これまで大きな資料を掲示するときはA4サイズで印刷したものを繋ぎあわせていたが、今は画像をそのまま大きく投影できるのでとても便利になった。子ども達も画像や教材に直接書き込めることから積極的に発表するようになり、自発的に発表する力がついた。
他の電子黒板との違い
- 細かい文字が書ける。デジタルペンの追随性がよく、いつもの板書と違和感がない。
- 丸めてケースに入れられるので、持ち運びしやすい。
- 操作が他社のものと比べて簡単である。コマンドシートもとても便利。
- 位置合わせは手動だが、4点をクリックするだけなのでプロジェクタがずれてもその場ですぐに直すことができる。
お客様情報
学校名 | 柳川市立矢ヶ部小学校 |
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