目黒区立八雲小学校 : 社会

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UPIC設置状況

電子黒板UPICは黒板の中央に設置している。授業への導入に使うためには左側に設置するのも良いが、中央に設置するとどの席からでも見やすく、注目させやすい。また子どもが前に出て操作したり書き込んだりするのにも中央にあるとやりやすい。プロジェクタは教卓の上から投影している。準備にかかる時間は3分程度。パソコンは常に立ち上げている。

6年生 社会

「幕府の政治と人々の成長」の単元で江戸時代の大名行列の想像図を観察し、各自が気づいたことを発表し合う。印刷された大名行列想像図(プリント)を各自に配布しておき、黒板には資料画像を大きく投影する。発表者はデジタルペンで画面を操作しながら説明箇所を拡大して表示させ、指摘したい箇所を明確にするために裏にマグネットを付けた大きな赤い矢印を貼り付けて説明する。黒板の左側には「めあて」を書いておき、その下に発表内容を箇条書きにしていく。

観察を通して気づいたことを踏まえて、当時の大名行列の長さやどこに向かっているのか、何をしに行くのかなどを考えさせる。電子黒板には常に資料を表示させておき、黒板の右側にはまとめを板書していく。両方が同時に見られるのでイメージが湧きやすく、理解しやすい。

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黒板の中央にUPICを貼り、左側にはめあてを書いておく

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配られたプリントを観察して気づいたことをノートに書き出す

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デジタル教科書を拡大して発表箇所を示しながら説明する

授業でUPICを使用する際のポイント

その1 : デジタル教材なら授業がスムーズに始められる

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電子黒板の位置合わせは四隅のマークにタッチするだけ

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デジタル教科書を使えば資料を貼り付ける手間いらず

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前回までの内容を踏まえて授業を進めることができる

その2 : 子どもの発表にはアナログも組み合わせる

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発表したい場所を示すために矢印マグネットを使用

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デジタルペンで画面を移動させて、マグネットを貼り付ける

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簡単なので子ども達もあわてずに発表できる

その3 : デジタルコンテンツと板書を一緒に見せる

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左上にはめあて、その下には出てきた意見を書いていく

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電子黒板では画像を見せたり動かしたりする

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まとめは右側に板書。同時に見られて分かりやすい

その4 : 丸を付けたり拡大したり、焦点化して分かりやすく

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説明箇所をデジタルペンで丸く囲み注目させる

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元の資料を汚さないので気軽に書き込める

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教科書の地図も拡大すると見やすく、意識にも残る

先生のコメント

電子黒板は操作が難しいイメージがあり、敷居が高いと思っていたが、ソフトがシンプルなので簡単な操作だけで使い始めることができた。授業で使ってみると子ども達の反応がよく、慣れてくるとさらに準備もラクになった。資料を拡大して見せる場合など、これまではA3コピー用紙に拡大印刷したものを組み合わせてテープで貼り付けて準備していたが、1時間の授業だけで終わってしまい使いまわすことが出来なかったが、デジタルであればそのまま拡大投影すればよいので準備が簡単になった。また書き込んでも消せるので次年度の授業のために良いものをストックしておくこともできる。

今までデジタルの分かりやすい教材があっても、パソコンで操作していた時はやろうという気にならなかったが、電子黒板があると教材の機能が活かせるので、使って理解させたいという意欲が湧いてきた。子ども達からも「すごい」「よく分かった」という声が上がり、口に出して言わない子も「分かりやすくなった」と家で話しているようである。

デジタルペンでの書き込みを保存できるのも便利。次の時間に簡単に呼び出せるところが良い。学級会ではホワイトスクリーンモードにして意見を書き込んで保存しておき、前回こういう意見が出たよね、と振り返るのに使っている。

他の電子黒板との違い

UPICはマグネットシートなので黒板の真ん中に貼り付けることができ、子どもが前に出て操作しながら発表したり、全員で注目したりするのに良い。導入のために使うときは左側に貼るのも良いかと思う。意見を書き出すなど黒板を広く使いたい時はホワイトボードに貼り付けて黒板の横に設置できると良いかなと思っている。

デジタル教材はページが動いていくのが利点だが、授業中にずっと見せておきたいこと(めあてや問題など)は黒板に書いて残しておきたい。UPICは黒板に貼れるので、固定した板書の中に動くデジタルコンテンツを入れて見せることができる。

コマンドシートを使うとペンの位置合わせもパッとできるし、子ども達にもどんどん使わせやすい。発表したがる子どもも増えてきた。マウスがペンになっただけ、という印象。UPICは丸めて持ち運ぶことができるので、他の先生にも貸し出ししようと考えている。

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