東京都市大学付属小学校
UPIC設置状況
UPIC(64インチ)を教室に常備しており、授業内容に合わせて黒板に貼り付け。机上からUPICにプロジェクタ投影。書画カメラと合わせていつでも使える状態にしている。
5年生 算数
図形の角度を求めるポイントを応用しながら、折り曲げてできる図形の角度を求める授業。 記憶への定着が必要な角度を求める際のポイント(まとめ)については模造紙に印刷して黒板に貼り付けておき、授業中いつでも見ることができるようにする。折り曲げてできる図形の角度を調べるため、子ども達には紙のリボンを配り実際に折ってみる。具体物で確認した後、図形を書画カメラで拡大して見せる。
練習問題のプリントを子ども達が解き、どのように考えたのかを前で発表する。拡大された図形に、どこの角度を使い、どのように計算したのか、順を追って書き込みながら説明していく。
授業の大事なポイントは模造紙に印刷して貼り出す
具体物もデジタルでの投影も黒板上で一覧できる
プリントを拡大した画面に直接書き込んで説明
授業でUPICを使用する際のポイント
その1 : 紙のプリントを書画カメラで拡大投影
教材は作りこまず、配布するプリントをそのまま使用
実物の教材と拡大投影する図形の大きさを揃える
状況に合わせてすぐに教材の変更ができるので便利
その2 : 拡大された図形にデジタルで書き込めるメリットを生かす
画面が大きいので、大きく分かりやすく説明ができる
慣れている子どもは自分でペンの色を変えて書き込み
元の図形を汚さないので躊躇なく答えを書き込める
その3 : 精度が良くシンプルな描画ソフトで自然に書き込む
精度が良いので数字などの文字も細かく書き込める精度が良いので数字などの文字も細かく書き込める
描画ソフトがシンプルなので誰にでも使いやすい
サッと消して次の教材へ
その4 : プリントや紙の教材も今まで通り併用する
各自に1枚ずつ紙のリボンを配りプリントの通りに折る
プリントの練習問題を自分の力で解く
黒板のポイントを見ながら、折り曲げた部分の角度を書き込む
先生のコメント
書画カメラで拡大投影する授業は従来も行っていたが、手元のプリント側ではなく投影画面上に書き込みができるので、顔を上げて子ども達の反応を見ながら説明を進められるようになった。また、色を変えて見やすく書き込めるのも良い。
パワーポイントなどで教材を作ることもできるが、その日の授業における子ども達の理解度に応じて柔軟に教材を差し替えて説明するため敢えてデジタル教材を準備することはせず、主にプリントを使用している。
電子黒板では元のプリントを汚さずに書き込んだり消去したりが容易にできるため、書き込むことへの心理的なハードルが低くなり、自分たちで発表したいという意欲も向上している。以前に比べて、子ども達が楽しそうに発表する姿がよく見られるようになった。操作には子ども達の方が先に慣れてしまい、ペンの色や太さなど自在に変更して書き込んでいる。
他の電子黒板との違い
タイムラグなく書き込むことができ、子ども達も違和感なく使えている。
書き消しなどの反応が良く、基本性能は十分。
お客様情報
学校名 | 東京都市大学付属小学校 |
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