コピーボードの歴史

1975年、プラス株式会社のとある部署で、システム構築のプロジェクトミーティングが日夜続いていました。
ホワイトボードに書かれたその日の議論を残すために使われていたのは、インスタントカメラ。
手間をかけずに打合せ内容を残せる利点はあるものの、写真が小さく、文字が見えにくいという問題も。
「なんとかならないか?」実はこの悩みこそが、1984年のコピーボード誕生のきっかけとなりました。
以来、プラスのコピーボードは、国内トップシェアを維持しながら絶えず進化を続けてきました。
パソコンへのデータ取り込み機能、カラープリント対応、外部メモリ対応、プロジェクタとの連動。
ヘビーユーザーでもある開発者たちが実際にコピーボードを使いながら議論を重ね、形にした機能性です。

1984年 沖電気工業にOEMによる製造を依頼、「ボードファックス1300」が1台75万円で発売される。
(沖電気工業からは「オキコピーボードかわら版」として発売)
1985年 NEC、日立製作所、シャープ、富士通等のメーカーが軒並み電子黒板(コピーボード)市場に参入。
1986年 プラス株式会社による独自の製品「KISSシリーズ」を発売。
1986年~ 2台接続タイプ(KISS-20)、幅1800mmタイプ(KISS-10W)、5面タイプ(KISS-50)、追加印刷タイプ(KISS-10M)発売。
1991年~ 赤黒印字タイプ(KISS-10R)、PC取り込みタイプ(KISS-10PC)、スクリーン付き5面タイプ(KISS-50S)、縦型・ポータブルタイプ(KISS-60)、壁掛タイプ(STASiO)、普通紙モノクロレーザープリントタイプ(KISS-10PP)、普通紙カラー/モノクロプリントタイプ(KISS-10CP)発売。
2001年~ CFメモリカードタイプ(M-10)、小型・CFメモリカードタイプ(M-5)、USBメモリタイプ(M-11)、プロジェクタ投影画面合成タイプ(C-11)、小型・USBメモリタイプ(CR-5)、USBメモリタイプ・ユーザビリティ向上モデル(M-12)発売。
2011年~ ネットワーク対応、薄型・軽量化によるフルリニューアルモデル(N-20、N-204、C-20)、インテリア調タイプ(F-20)発売。