長崎大学 教育学部

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UPIC設置環境

研究室の書庫にホワイトボード(予定表として使用していた古いもの)を設置し、そこにUPICを貼り付けて使用している。従来はホワイトボードにそのままプロジェクタを投影していたので反射が気になったが、UPICを貼ることで見やすくなった。プロジェクタとパソコンは研究室専用のものを常設しており、いつでも電子黒板(UPIC)が使える環境になっている。

教育学部 藤木ゼミ

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ゼミではバーチャルリアリティ教材の活用をテーマとした演習を行っており、各自の卒業論文のテーマについて、発表・検討する際にUPICを使用している。

これまではスライドをプロジェクタでホワイトボードに投影し、配布した紙の資料に各自が書き込みをしていたが、UPICを使いだしてからは全員が同じ画面を見て共有しながら強調したい部分に直接線を引いたり、補足説明や図、参加者の発言などをそのまま書き込むことができるようになり分かりやすくなった。また、書き込みはパソコンに保存しておけるので何時でも自由に閲覧ができ、次回発表時も前回のまとめを投影して、振り返りから始められる点が良い。

パソコンに戻らずに画面上でスライド送りをしたり、ファイルを開いたり、資料への書き込みなどを行うことができるため、各種の情報をその場でスムーズに扱えるようになり、提示できる情報の幅が広がったと感じる。

UPICの両脇には以前から使用しているホワイトボードも2枚設置してあり、内容を補足したりメモを取るために併用することもある。

UPICを使用する際のポイント

その1 : 常設することで気軽に使える環境を作る

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研究室には機材が常設されているのでいつでも使うことができる

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準備はすべて学生に任せることにより機材にも慣れさせている

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気軽にサッと図を描いて説明

その2 : 説明やメモを全員で共有・保存

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比較されている部分を明確にするため書き込み

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指導内容を学生がその場で画面上にメモしていく

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毎回同じフォルダに保存しておけば振り返りに便利

コメント

UPICは描画ソフトTouch&Drawを画面に表示させて書き込むことができ、外付けのシートは必ずしも使用しなくても済むところが良い。また、書き込みの精度が良いため図形や文字もごく普通に書くことができる。

テレビ型電子黒板は特定教室に固定してあるので準備はしやすいが設置場所を選ぶ必要がある。シート型は容易に移動できる点が便利だが、プロジェクタの位置合わせが必要になるので、やはり常時設置することで日常的に使えるようになると感じている。

研究室以外にも学部でUPICを導入しており、別に受け持っている授業「技術科教育論」では64インチUPICと書画カメラを組み合わせて資料や教科書を提示するのに使用している。投影した教科書に重要箇所や説明を書き込むだけでなく、黒板代わりに(ホワイトボード的に)板書を行うこともある。チョークとは違って粉が出ないところが良い。

ゼミの学生にとってはUPICがある今の環境がごく普通になっているため、無ければ不便に感じると思われる。教育学部の他の学生たちにも、これからはこういった機器を使うのは当たり前、という意識を植え付けたい。

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